日々の学び:近藤康太郎『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』
『アロハで猟師、はじめました』の作者による狂った実用書。今までの自分の文章が恥ずかしくなるようなポイントがいくつもあったので、自分用にメモをする。 ①文章は短くする。②形容語と被形容語はなるべく近づけ...
『アロハで猟師、はじめました』の作者による狂った実用書。今までの自分の文章が恥ずかしくなるようなポイントがいくつもあったので、自分用にメモをする。 ①文章は短くする。②形容語と被形容語はなるべく近づけ...
アメリカに滞在する日本人で、自分の日本性を除去することにより、アメリカに融け込もうとする。あるいは融け込んだつもりの物がかなりいるが、側から見ると、大変に滑稽である。〜私にはそういった人々が真にアメリ...
正直なところ、『失われた時を求めて』は読まずに死ぬと思っていた。そんな時に一冊にまとめてしまうという煩悩の塊のような本に出会ったのである。ちょうど一日15分読書を始めようとした絶好のタイミングだ。いざ...
『ビラブド』がかなり面白かったので読了。小説としては面白くなるかな、面白くなるかな、と思い続けてそのまま面白くなることなく終わった。黒人同士が差別しあう関係、旧日本帝国軍の階級社会のような「階級の中の...
『勉強の哲学』と『中動態の世界』の解説書と呼んで良いと思う。この二つの補足説明もとても面白かったのだが、言語に関する話に面白いところがあったので引用。 言葉はそれ自体としていじくり回されるものでもあっ...
西村賢太にハマっている。そして自分はエッセイが好きだ。昼に起き、サウナへ行き、文を書いて、酒を飲んで寝る。そんな西村賢太の日常が、なんてことないのだがとても面白い。頻出する「手製のウィンナー炒め」がな...
前作が『おいしい資本主義』であるように、最終的に「資本主義」とは何か、という話と、『いのちの食べ方』に繋がるような、「生きる」とは?「食べる」とは?という二つの軸で話が進む。 すでに何匹かを自らの手で...
攻殻機動隊しかり、どこまでが人でどこからがアンドロイドなのかっていう話は昔からある。この論争の切り口と終わり方が優しくて美しい。アンドロイドのクララがいつまでも一番純粋な「子供」であること、太陽という...
ここのところ、「私小説」や「エッセイ」への熱が再燃してきている。ヒップホップも好きなのだが、つまるところ他人の「自分語り」が好きなのかもしれない。 くどうれいんさんは短歌を勉強し始めたタイミングで、同...
ガルシア・マルケスが大好きなので「ラテンアメリカ」に少し読む範囲を広げるべく拝読。近いうちにバルガス・リョサの『緑の家』を読む予定。 ・著者紹介ホセ・エミリオ・パチェーコ : 1939年生まれ。メキシ...