日々の学び:『ラテンアメリカ五人集』

ガルシア・マルケスが大好きなので「ラテンアメリカ」に少し読む範囲を広げるべく拝読。近いうちにバルガス・リョサの『緑の家』を読む予定。

・著者紹介
ホセ・エミリオ・パチェーコ : 1939年生まれ。メキシコの作家。2009年セルバンテス賞受賞
マリオ・バルガス=リョサ : 1936年生まれ。ペルーの小説家。1994年セルバンテス賞、2010年ノーベル文学賞受賞
カルロス・フエンテス : 1928年生まれ。メキシコの小説家。1987年セルバンテス賞受賞
オクタビオ・パス : 1914‐1998。メキシコの詩人・批評家。1990年ノーベル文学賞受賞
ミゲル・アンヘル・アストゥリアス : 1899‐1974。グアテマラの詩人・小説家。1967年ノーベル文学賞受賞

ラテンアメリカ文学というと「魔術的リアリズム」のイメージだけが先行する気があるがどうやら日本人の感覚だけでなく欧米でも同じらしい。今回の『ラテンアメリカ五人集』は魔術的リアリズム的な小説はなく、南米の生活に根付いたノスタルジックな作品が多かった。ただそうなるとどうしても物足りなさが凄い。翻訳の問題なのだろうか?スペイン語で読めば文体的な面白さがあるのだろうか?

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