日々の学び : ロバート・スティーヴン・カプラン『ハーバードの自分を知る技術: 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ』


大学を卒業して社会に出てから5年が経った。そんな中チーム再編というニュースが訪れた。正直なところ自分がアナリストをいつまで続けるのか、続けた先に何を成し遂げたいのか、という悩みは尽きずキャリア形成系の本を何冊か購入した。そのうちの一冊として拝読。
自己分析の手法と組織内での自己実現がまとめられた本であった。もっともいわゆる”就職活動”を経ずにこの業界に飛び込み、”社会人生活”をすっ飛ばしてきたので、当たり前の話が多いが良い刺激にはなった。

自己分析部分をまとめると、「情熱」が何にあるかを見出すために自分の生い立ちを振り返る。
①自分史を書く
②自分史を良く語る/ダメなように語る
③心の声の影響力を理解する
④仮に余命があと一年だとしたら?

「端から見れば、うまくやっているように見えるでしょう。でも、これは私が思い描いていた人生と違うんです。今頃はもっと大きなことを成し遂げて幅を利かせているだろうと思っていました。もっと幸せになっているものと。でも、実際は楽しくないんです」
という話が最初に出てきた。実際今自分が心のどこかで感じている部分で、だからといってサラリーマンになっていればよかったかというとまた違うように感じる。正直この悩みは一生尽きないんだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です